紫外線について
地表に届く紫外線には、波長の長いUVAと波長の短いUVBの2種類があります。
波長の長いUVAは表皮の下の組織である真皮まで達し、細胞を支えているコラーゲン等を破壊し、シワ・タルミの原因を作ります。また、UVAの量は、季節や天候に関係なく、ガラスも透過するため、室内にいても注意する必要があります。
波長の短いUVBは表皮に届き、お肌の炎症を引き起こして、主に日焼けの原因となります。また、紫外線は、強い酸化力を持った活性酸素を発生させ、結果的にお肌の遺伝子を傷つけ、皮膚がんを引き起こすこともあります。
UVBは、ガラスを透過する力はありませんが、曇りの日に特に量が多くなるため、天気が良くない日でも注意が必要です。
日焼けについて
紫外線が皮膚のメラノサイトという細胞を刺激し、メラニンを生成させます。これにより肌が黒くなります。通常、皮膚は常に再生(ターンオーバー)が行われているので、日に焼けた肌は、時間が経てば元に戻ります。
しかし、長時間または繰り返し、紫外線にさらされた皮膚は、メラノサイトの数が増え、メラニンが多量に作られるようになります。さらに、紫外線の浴びすぎやストレス、加齢によりターンオーバーのサイクルが正常に働かなくなると、生成されたメラニンが溜まり、元に戻らなくなってしまいます。これが、シミ・ソバカスの正体です。
お肌の紫外線対策に効果的な成分
ビタミンCは、日焼けやシミ・ソバカスの原因となるメラニンの発生を抑制し、メラニンの黒色を薄くする働きがあります。また、コラーゲンの合成にも必要な成分です。
■ビタミンE ・・・新陳代謝の促進
ビタミンEは、お肌の新陳代謝を活発にし、活性酸素や炎症から肌を守ります。ビタミンCと一緒に摂るとさらに効果的です。
■L-システイン ・・・解毒作用と抗酸化
L-システインは、体内に存在するアミノ酸の一種で、体内に含まれる余分な金属や有害な金属を排出する解毒作用や抗酸化作用に関与しています。また、ビタミンCと一緒にメラニンの生成を抑制するため、シミやソバカスに悩む女性には摂ってほしい成分です。
ビタミンB群は細胞の代謝促進を助けてくれる重要な役割を持ちます。皮膚細胞の代謝が良くなるとダメージを受けた皮膚が再生され、シミやシワなどのトラブルを予防してくれます。
■リコピン ・・・美白
リコピンは、夏野菜の代表であるトマトに多く含まれています。ビタミンEとともに作用し、シミ・ソバカスの原因となるメラニンの生成を抑制します。また、紫外線によって発生する活性酸素を防ぐことにより、紫外線のダメージからお肌を守ってくれる効果もあります。
■コラーゲン ・・・真皮を構成するたんぱく質
コラーゲンは、たんぱく質の一種で、皮膚や骨、筋肉、髪などあらゆる組織に含まれており、人間には無くてはならないものです。主に細胞同士をつなぎとめる役割を果たしていて、お肌においては、弾力性やハリを保ってくれています。そのため、コラーゲンが減少すると、シワやたるみの原因になります。
■亜鉛 ・・・皮膚のターンオーバー促進
亜鉛は、アメリカではアトピー性皮膚炎の治療にも積極的に用いられる皮膚の再生に欠かせないサプリメントです。痛んだ細胞の新陳代謝を活性化し、再生を促します。
